MENU
本サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

次世代電動ガンのメカボックスとFET:電子制御化がもたらす進化とメリット

2007年、電動ガンの世界に画期的な出来事が起こりました。

それが次世代電動ガン第一号「AK74MN」の発売です。

それまでスタンダード電動ガンが一択だったサバゲー&シューティングの世界に、新たな選択肢が加わたのです。

そしてこの出来事は、メカボックスの進化の始まりでもありました。

Ver9メカボックス搭載 次世代電動ガンG36Cカスタム
Ver9メカボックス搭載 次世代電動ガンG36Cカスタム 画像引用:東京マルイ

それ以降、電動ガンのメカボックスの世界では、

スタンダード電動ガンのメカボックスに加えて、次世代用のメカボックスやハイサイクルカスタム用メカボックス、

そして電動ショットガン用のメカボックスといった種類が増えていきました。

近年では、次世代用メカボックスがFET搭載による「電子制御化」へと進化し、新たなステージに踏み込んでいます。

今回は、この次世代電動ガン用メカボックスに特徴と進化について、初心者でも分かりやすいようにご案内いたします。

目次

次世代用メカボックスの特徴とは

次世代電動ガン用のメカボックスには、スタンダード電動ガン用メカボックスをより進化させた機能や特徴があります。それらについて、ご説明します。

次世代用メカボックスの特徴1:シュート&リコイルエンジンの搭載

次世代電動ガン第1号機 AK74MN
次世代電動ガン第1号機 AK74MN 画像引用:東京マルイ

次世代用メカボックスの第一の特徴は、「シュート&リコイル」エンジンが生み出す「疑似リコイル」によってリアルな射撃感を楽しめることです。

これは撃つ度に肩を震わす疑似リコイルを感じられる機能です。

これは従来のメカボックスに約300gのウエイトを組み込み、ピストンの動きに同期させることで、リコイルを発生させる仕組みです。

このウエイトは、ストックを折りたたむタイプではメカボックスの上部に、M4やHK416Dではストックのバッファーチューブ内に配置されています。

スタンダード電動ガンしか使ったことのない人にとって、次世代電動ガンの「シュート&リコイル」の疑似リコイルは、驚きの体験でしょう。

次世代電動ガンのメカボックスの特徴2:オートストップ機能の搭載

オートストップ機能搭載1号機 ソップモドM4
オートストップ機能搭載1号機 ソップモドM4 画像引用:東京マルイ

次世代電動ガンのメカボックスの特徴の2番目に挙げられるのが「オートストップ機能の搭載」です。

これはマガジン内のBB弾を全弾撃ち尽くすと自動で作動が停止する機能です。

じつはこの機能が搭載されたのは、次世代電動2号機のM4A1SOPMODからです。

1号機のAK74MNが登場した時のユーザーの反応は、

「リコイルを感じられるの、へ~、すごいね~」ぐらい醒めた感じだったのです。

しかし、第二号機のM4A1 SOPMODに、

「全弾発射で作動停止」、再可動には「リロード&ボルトリリースレバー押し」という実銃同様の操作を楽しめるオートストップ機能の搭載がアナウンスされると、

M4使いを中心に人気が一挙に急上昇したのです。

特にリアルカウント派のサバゲーマーたちは狂喜乱舞したものでした。

今ではAK47にも搭載されている付けたこの「オートストップ機能」は、次世代電動ガンの人気を決定付けた立役者とも言えます。

次世代電動ガン用メカボックスの特徴3:適正化されたノズル長

次世代電動ガンのシーリングノズル
次世代電動ガンのシーリングノズル

次世代電動ガンのメカボックスの特徴で、目立たないけど外せないのが「適正化されたシリンダーノズル長」です。

このシリンダーノズル長の適正化によって、次世代電動ガンの集弾性はスタンダード電動ガンと比較して驚異的に改善されたのです。

スタンダード電動ガンのノズル長は適正サイズよりも僅かに短く(東京マルイの設計ミスが原因)、

シリンダーノズルとBB弾を保持するホップパッキンの間に遊びが生まれ、BB弾が装填されるたびに、チャンバー内のBB弾の位置が変わっていたのです。

こうなると、どんなに電動ガン本体を調性しようが、シューティングスキルを磨こうが、一定以上は集弾性がまとまりません。

このチャンバー内のBB弾の遊びを解消したのが、次世代電動ガンの「シリンダーノズルの適正化」だったのです。

筆者が初めて次世代電動ガンを撃った時に、「こりゃ~、ボルトアクションのスナイパーは失業するかも」と感じるさせるほど、

次世代電動ガンの集弾性は、スタンダード電動ガンに比べて改善されていたのです

残弾0まで撃ち切るマガジン

次世代電動ガンのマガジンフォロワー
次世代電動ガンのマガジンフォロワー

次世代電動ガンのメカボックスに「オートストップ機能搭載」を搭載したことで、リアル派サバゲーマーが狂喜乱舞したと先ほど書きました。

この「オートストップ機能」のリアルさに拍車をかけたのが、次世代電動ガン用のマガジンです。

この次世代電動ガン用のマガジンにはデフォの82連と30連に切り替えるレバーが付いており、

この実銃と同じ装弾数を設定できる機能が、よりリアルカウント派サバゲーマーの支持を集めたのです。

そして、もう一つ上げたいのが、最後の1発まで撃ち切るために延長されたマガジンフォロワーです。

スタンダード電動ガンでは最後に1~2発のBB弾が残ってしまったので、リアルカウントゲーマーは完全に実銃通りの装弾数に合わせるのには、苦労をしていました。

それを解消してくれた次世代電動ガン用のマガジンとメカボックスは、次世代電動ガン人気を支える一因と言っていいでしょう。

次世代電動ガンのメカボックスの種類

当初はAK74MN用だけだった次世代電動ガン用のメカボックスも、

その後にはM4用、マーク46モッド0用、そしてM-systemにより電子制御化された次世代MP5用のメカボックスと種類を増やしてきました。

この次世代電動ガン用メカボックスの種類と特徴をご説明します。

東京マルイAK74MNのメカボックスVer9

次世代AK用メカボックス
次世代AK用メカボックス

東京マルイ次世代電動ガン第一号に搭載されたメカボックスは、Ver3をベースにリコイルウェイトを搭載したものです。

このメカボックスは汎用性が高く、当初はAK系の次世代電動ガンであるAK74MN、AKS74U、AK102、AKS74Nや、

次世代電動ガンG36系といったフォールディングストックタイプに採用されています。

このAK74MNで採用されたメカボックスは通称「Ver9」という名で呼ばれています。

当初はオートストップ機能が無かったVer9メカボックスですが、2017年に発売されたAK47Ⅲや、その後のAKストーム、AKS47、にオートストップ機能が実装されています。

M4A1 SOPMODのメカボックス:NEW.Ver2メカボックス

次世代電動ガンHK416D用メカボックス
次世代電動ガンHK416D用メカボックス

東京マルイ次世代電動ガン第2号に搭載されたメカボックスは、通称「New.Ver2メカボックス」と一部では通称で呼ばれています。

M4A1 SOPMDに採用されたこのメカボックスが、その後の東京マルイのM4系次世代電動ガン、

URG-1などのAR15系次世代電動ガン、HK416系、SCAR-L、Mk18モッド1といったモデルに搭載されています。

個人的には同じM4系プラットフォームである89式5.56㎜小銃もこのメカボックスで次世代電動ガン化されるのではないか?と思っていたのですが、

先にガスブローバックモデルになったので、その線はないようですね。

Mk46モッド0のメカボックス:FET搭載型メカボックス

FET搭載メカボックスを採用した次世代電動ガンマーク46モッド.0
FET搭載メカボックスを採用した次世代電動ガンマーク46モッド.0

長い間、AK系とM4系の次世代メカボックスで勝負してきた東京マルイですが、2019年に新たな展開が訪れました。

それが、分隊支援小火器(ライトマシンガン)を次世代化させた「マーク46モッド0」の登場です。

マーク46モッド0では、初めて次世代用メカボックスにFET(フィールドエフェクトトランジスタ)が搭載されました。

マーク46モッド0にFETを採用した最大の理由は、「安全性の確保」です。

通常の次世代電動ガンの2個分のリコイルウェイトがマーク46モッド0に取り付けられており、フィードカバーを開いた際に一部が露出します。

マーク46モッド0では、フィードカバーのオープン時に作動しないような安全対策が施されていますが、

フィードカバーオープン時に誤作動を起こしてユーザーがけがなどの事故を起こさないように、FETによる制御が搭載されています。

また、マーク46モッド0のメカボックスがFETを採用したことで、バッテリー燃費の向上、安定したモーター回転、スイッチ接点焼失の防止が実現されました。

もちろん、他の次世代電動ガンと同様に、オートストップ機能も搭載されています。

MP5A5のメカボックス:リポバッテリー対応のM-SYSTEM搭載メカボックス

次世代MP5のメカボックスとM-SYSYTEM
次世代MP5のメカボックスとM-SYSYTEM

東京マルイの次世代MP5用メカボックスは、既存の製品にMOSFETを搭載した他社製品とは異なり、電子制御システムから本体構造までをトータルパッケージで開発しています。

このメカボックスに搭載されたM-SYSTEMは、東京マルイが初めて販売する純正リポバッテリー「MS-LIPO-バッテリー」を使用することで、その真価が発揮されます。

東京マルイ MS-LIPO-バッテリー
東京マルイ MS-LIPO-バッテリー

M-SYSTEMは3バーストシュートの実現だけでなく、FET破損時の暴発防止、バッテリー電圧監視、異常発生時の作動停止などの機能を提供します。

さらに、セクターギアを一定の位置に停止させるブレーキ機能や、バッテリーの過放電を防ぐスリープ機能も搭載されています。

これにより、電子制御によるギアの停止位置が安定し、セミオート、3点バースト、フルオートの切り替えが可能になります。

東京マルイ M-SYSYTEM
東京マルイ M-SYSYTEM

M-SYSTEM搭載の次世代PM5のメカボックスの内部には、セレクターレバー検知用の磁気センサー、IC、FET、インジケーター用のLED、ボルトハンドル位置検知用の磁気センサー、カットオフ検知用の磁気センサー、最終弾検知用の磁気センサー、トリガー検知用のマイクロスイッチが装備されています。

なお、ギアの回転はマイコンで制御されているため、逆転防止ラッチは存在していません。

M-SYSYTEM採用の次世代MP5用のメカボックスは、これまでの東京マルイの電動ガンのメカボックスを、1ステージ上に進化させたものです。

ただ、電動ガンの電子制御化については、海外のエアガンメーカーが既に10年前から取り組んでおり、遅まきながら東京マルイがやっと追いついたというのが現状です。

進化する次世代電動ガンのメカボックスのまとめ

東京マルイのメカボックスは進化したといってもそれはドメスティックな目線で見た場合です。

海外も含めてメカボックスの進化と目線で見ると、やっと先発メーカーと同じ土俵に立てたというところでしょう。

マラソンに例えるなら、遅れていたランナーが頑張って、ようやくトップグループのランナーの背中が見えた!という感じでしょうか。

このMP5用の純正リポバッテリー「MS-LIPO-バッテリー」も発表から実際に発売されるまで、2年もの期間を要しています。

海外のエアガンメーカーに対してあまりにも製品開発スピードが遅い東京マルイは、そのうちユーザーから相手にされなくなるかもしれませんね。

【エアガンファン必見】新モデルへのステップアップ資金を手に入れよう!

こんにちは、エアガン愛好家の皆さん!

最近のエアガンの新モデルに心惹かれていませんか?最新の技術とデザインが魅力的で、すぐに手に入れたいと思っているけれど、購入資金が足りないと悩んでいる方に朗報です!

私たち「ガンコレクト」は、使わなくなったエアガンや余っているエアガンをお買い取りし、エアガンファンの皆さんが新しいモデルを手に入れるお手伝いをしています。

手元にある古いエアガンや、もう使わないエアガンがあるなら、ぜひ「ガンコレクト」にお任せください!エアガンの買い取りを通じて、新しいエアガンの購入資金を手に入れるチャンスです。

「ガンコレクト」の特徴:

  1. 簡単・迅速な査定プロセス
  2. 高額査定を目指すプロの査定スタッフ
  3. 無料の梱包キットで、安心・簡単に発送可能
  4. 安心のサポート体制

新しいエアガンモデルへの夢を諦めないで!「ガンコレクト」がその夢をサポートします。

使わなくなったエアガンを手放すことで、最新のエアガンを手に入れるチャンスをつかみましょう。

\エアガンを現金化するなら下のボタンをクリック!/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次