東京マルイのガスブローバックガンの最新バージョンの購入をお考えの皆さんの中には、グロック17に興味をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今回はそのグロック17の最新バージョンであるGen4についてご紹介します。
またグロック17の購入をお考えの人が気になるであろう旧作のGen3版のグロック17との違いや、グロック17Gen4の特徴などをご紹介します。
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東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4|旧モデルとの違い
現在、東京マルイのグロック17は旧作のGen3と最新バージョンのGen4が並行して販売されています。
この両者の違いで一番分かりやすいのが販売価格です。
グロック17Gen4の販売価格はGen3よりも2000円ほどアップしていますが、その価格差に見合った改修点が随所に見られます。
ここではまずグロック17Gen4とGen3の違いについて述べます。
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4と旧モデルとの違い1,グリップ系
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4とGen3の違いで一番分かりやすいのがこのグリップ周りの改修点です。
まずグリップピングの感触が改良されています。
Gen3では普通の手の大きさの人でも小指が少し余りがちなのですが、Gen4では小指までシッカリとグリップできるようになっています。
またマガジンキャッチボタンはかなり大きくなり、操作性が向上しています。
このマガジンキャッチ、左右の入れ替えが可能になっています。
そしてこのマガジンキャッチの入れ替え機能に対応して、マガジンキャッチが入るマガジンのノッチも左右対象に入っています。
また、Gen4では手の大きさによってグリップのバックストラップを交換してグリッピングを変えられるMHS(モジュラーグリップシステム)を取り入れています。
このため、グロック17Gen4には付属品としてビーバーテイル有りと無し、サイズ中大の4種のバックストラップが付属しています。
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4と旧モデルとの違い2,作動性
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4は旧モデルよりも作動性が改善されています。
グロック17Gen4のブローバックエンジンは15㎜の大口径シリンダーが採用されており、このブローバックエンジンはグロック19Gen3がベースになっています。
そのため、スライドアッセンブルやバレルアッセンブルは旧モデルとの流用できなくなっています。
さて、この15㎜の大口径シリンダーですが、M4クラスの200g級のボルトも余裕で作動させるパワーを生み出します。
グロックGen4のスライド総量は約180gですので、グロックのリコイルのキレと強さが評判になるのも納得ですね。
さてこのグロック17Gen4のリコイルのキレが良い理由には、改修されたリコイルスプリングシステムも影響しています。
このグロック17Gen4のリコイルスプリングについては、後で詳しくご説明します。
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4と旧モデルとの違い3,実物ホルスターが使えるリアルサイズ
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4と旧モデルとの違いを感覚的に一番感じるのは、実物ホルスターが使えるリアルサイズになったことでしょう。
旧モデルはわずかにオーバーサイズで実銃のグロック17用ホルスターには入らなかったのです。
そのためマルイ製グロック専用に作られたものや.45ACP弾仕様のグロック21用ホルスターで代用していたのです。
しかし、17Gen4では実銃のカイデックスホルスターが使用可能なので、サバゲーマーにはホルスターの選択肢が増えますね。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4|外観の再現性
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4では、できるだけ実銃の外観を忠実に再現しようと取り組んでいます。
まず感覚的なものですが、グロック17 Gen3に比較すると成型、塗装技術が良くなって質感は確実に向上しています。
またこれまでモールドで再現していたエキストラクターも金属製の別パーツで構成されていてリアルさが爆上げで再現されています。
もともと排出すべき空ケースが存在しないガスガンのなので機能的にはモールドで十分なのですが、
こうしたちょっとした拘りがグロック17Gen4を使う人のテンションを上げてくれます。
そして、先にも述べましたが、グリップサイズを好みで変更できるようになったモジュラーグリップシステムも、外観をリアルに再現しています。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4|機能の再現性
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4は内部機構もできるだけ実銃を再現することに拘っています。
それが一番に現れているのが大型化されたリコイルスプリングガイドと二重構造のリコイルスプリングです。
このデュエルスプリング方式は実銃と同じシステムを取っており、ブローバック速度の安定と2重になったリコイルスプリングバッファーにより衝撃緩和の効果を兼ねています。
このデュエルリコイルスプリングでは、スライドの動き始めは弱スプリンングだけが作用し、スライドが加速し終わったあたりから強スプリングが作用します。
スライドが戻る時に戻り始めの加速区間で強スプリングが作用し、戻り切る頃には弱スプリングだけが作用し、素早く余計な負荷をスライドにかける事なく動く仕組みになっています。
このデュアルリコイルスプリングガイドのおかげかスライドのリカバリースピード(スライドが元に戻る速さ)がアップし、トリガーリセットの短さもあり連射しやすくなっています。
トリガーも実銃と同じようにコッキングインジケーターも兼ねており、コックされているとトリガーが前進した位置で停止する機能を再現しています。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4|オリジナルの機能
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4はできるだけ実銃を忠実に再現することに拘っていますが、ガスガンであるためオリジナルの機能も搭載されています。
それらをパーツごとにご案内します。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4のホップ調整
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4ではスライドをフレームから分離せずとも、ホールドオープンの状態でチャンバー横のダイヤルを回してホップ調整ができるようになっています。
これはグロック19サードジェネレーションから導入された新型ホップチャンバーの流用です。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4のオリジナルセフティー
グロック17の実銃は常にファイリングピンをロックするインターナルセフティーと、ストライカー方式と連動するセイフアクションで携帯時の安全を担保しています。
それに対して東京マルイのガスブローバックグロック17Gen4ではハンマー式であり、
トリガーセフティー以外の安全装置として、アンダーマウントレイル下のシリアルナンバープレートをマニュアルセフティにしています。
ただこのマニュアルセフティーはコッキング時のみオンにでき、ライトなどを取り付けると操作できなくなるので、
サバゲー時のセーフティなどではマガジンを抜いてチャンバークリアにしてハンマーを落としておくことをおすすめします。
その他のオリジナル機能としては、リアサイトを固定しているネジを取り外すと、別売のマイクロプロサイト用のマウントを搭載できます。
さらにスライド後退時のフリクション低下のためにローラーハンマーを採用、トリガーフィール向上のためにトリガーバーの板厚がかなり上がっています。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4|使用感と実射性能
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4の使用感と実射性能ですが、パッと見では旧作の3Genと同じようですが撃ち味はまるで違ってきます。
これはやはり15㎜のブローバックエンジンの効果でしょう。
初速は外気温によって違ってきますが、平均で80m/sという東京マルイのガスブローバックガンの中でも高い方です。
また弾道も0.2gバイオ弾を使用して、距離20mなら超絶フラットな弾道で10インチサークルに余裕で集弾、30mではやや落ち気味の弾道ながらもマンシルエットを確実に捉えます。
初速の安定感とブローバックのキレは東京マルイのガスブローバックガンの中でも最高峰だと思います。
前作のグロック17 GEN3以上に業界のスタンダードモデルだと言っていいでしょう。
東京マルイ ガスブローバック グロック17Gen4|他のモデルとの違い
東京マルイガスブローバックグロック17Gen4はマルイ製の中でもかなりキレのある元気な作動をする部類に入ります。
ただリコイルはUSP9のほうが上で、リアルさはG17 Gen4のほうが上です。
USP9のリコイルはマルイのTOP3に入ってる感じです。
45口径ならM45A1もM1911A1からしたら動きはかなりいいんですけど、
シングルマガジンのM1911A1系よりもダブルマガジンでドットサイトが直付けできるハイキャパD.O.Rあたりがライバルになるのかもしれません。
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実銃のグロック17の来歴
ここからは実銃のグロック17の話になります。
実銃のグロックに興味がない方は、この先をスルーしてください。
実銃のグロックについては他のサイトでもかなり語られているので、この記事では簡単にグロックの来歴などをご説明します。
さてグロック17が世に知れるキッカケになったのは、
1983年のオーストリア軍制式採用ハンドガンにグロック社製のハンドガンがPi80というモデル名で採用されたというニュースが世界中に発信されたことでした。
この頃のオーストリア軍では歩兵が使用するスモールアームズの国産化が進み、アサルトライフルは既にステアーAUGの制式採用が決定していました。
そして、最後に行なわれたのがサイドアームの制式採用ハンドガンのトライアルです。
このトライアル自体は1980年から開始されており、大方の予想は次期制式採用ハンドガンもステアー製Pi18で決まるだろうと思われていました。
しかし、実際に制式採用ハンドガンの座を射止めたのは、それまで兵器関係者の誰もが聞いたことのなかった「グロック社」の作ったPi80というピストルだったのです。
ちなみにこの時のトライアルに参加したのは、オーストリア:ステアー社Pi18、グロック社(オーストリア)グロック17(Pi18)、
H&K社(西ドイツ)P7M8、P7M13、
SIG/SAUER(スイス/西ドイツ)P220、P225、P226、
ベレッタ社(イタリア)ベレッタM92SB、という実績豊富な銃器メーカーばかりだったのです。
こういった老舗銃器メーカーを押しのけて、当時はまったく無名であった「グロック社」がオーストリア軍制式採用ハンドガンの座を手にしたのですから、
当時の世界中の銃器関係者がアッ!と驚いたのです。
グロックにヒントを与えたのはH&K VP70だった
グロック17がオーストリア軍の制式採用ピストルになるまで、だれも銃器メーカー「グロック社」の名を聞いた者はいませんでした。
それもそのはず、グロック社はそれまで銃器の開発をした経験はなく、グロック17が開発したピストルの第一号だったのです。
しかし、グロック社が軍関連の仕事と無関係だったかと言うとそうではなく、プラスチックを多用したユニークなコンバットナイフを軍に納入していた実績があったのです。
そういった軍との繋がりがオーストリア軍の制式採用ピストルのトライアルにエントリーする道に繋がったようです。
グロック17を開発したのはグロック社の社長であるガストン・グロックなのですが、
彼は日頃からプラスチックを多用した製品作りの知識が豊富だったため、
新型ピストルの開発に当たってフレームの殆どにポリマー素材を採用するという斬新なアイデアが当初から頭にあり、
試作一号のピストルの開発期間はわずか2か月だったとインタビューで応えています。
そしてグロック17の開発に大きなヒントを与えたのは1970年にH&K社が発表したVP70です。
VP70はフレームとストックの素材の殆どにポリマー素材を採用した初のハンドガンです。
H&K社はこのVP70を「軍事予算が少ない諸国向けの低価格ハンドガン」というコンセプトで開発しましたが、セールス的には成功しませんでした。
VP70が各国の軍のトライアルで採用されなかった原因は、
1,口径9㎜パラべラムを採用しながらもシンプルブローバックで作動させるためにライフリングの溝を深くし発射ガスの大半を弾頭よりも先に逃がして威力を.380ACP並みに落とした事
2,ダブルアクションオンリーのストライカー方式の重さによる使いにくさ。
にありました。
VP70で評価出来るのは当時としては18プラス発という装弾数の多さだけだと言えば言いすぎでしょうか。
世界中の銃器関係者がこのVP70の失敗を目にする中、ガストン・グロックだけはこのVP70の開発コンセプトに希望を見出していたのです。
グロック17がフレームの殆どをポリマーを多用し金属素材をポリマーにインサートして銃自体の軽量化を果たした事、
当時は廃れた方式だと思われていたストライカー方式を、
変形ダブルアクション(セフティーアクション)とスライド内部のファイアリングピンブロックと組み合わせて復活させたことなど、
VP70からインスピレーションを受けたのは間違いないでしょう。
グロック17の特徴:マイルドなリコイル
実銃のグロック17のリコイルはとてもマイルドだと評価されています。
その理由は二つです。
1つはストライカーシステムを採用しているためスライドがハンマー式よりも高さが薄く、
なおかつハンマーレスであるためハイグリップでホールドでき、マズルコントロールがやりやすいのです。
そして2つ目が先ほど挙げたポリマー素材を多用したグリップ・フレームの軽さです。
実銃のグロック17の本体重量は650gしかありません。
ほとんどエアガン並みの軽さです。
そしてフレームがポリマー素材多用の軽量化のため、スライドの質量をかなり重くしても問題がないのです。
そのため、軍用強壮弾の9㎜パラべラムを撃っても、リコイルは他の軍用ピストルよりもマイルドでスライドリカバリーが速く連射しやすいと言われています。
また、この連射性の高さはトリガーリセットの短さも寄与しています。
グロック17では撃発後、僅か2.5㎜トリガーを戻すだけで次弾が発射できるのです。
この短いトリガーリセットが世界中の公用機関でグロック17の評価が高い理由です。
グロック17のメカニズム
グロック17の来歴の中で特徴や開発コンセプトなどを説明しましたが、
実際にどういったメカニズムでグロック17が作動するのか?ということに興味をお持ちの方も、この記事をご覧の方の中にはおられるでしょう。
そこでグロック17の撃発、セフティーアクション、オートマチックファイアリングピンブロックのメカニズムを、画像を交えながら解説いたします。
グロック17の撃発システム
上の画像はグロック17の撃発に関係するパーツを示したものです。
A;トリガー
B:トリガーに連動して動くトリガーバー(シアーバーとも言います)
C:トリガーバーの後退時に、トリガーバーの突起に当たってファイアリングピンをコッキングするための突起
D:ファイアリングピンとファイアリングピンスプリング
画像:1はレストポジションのグロック17です。
この状態からトリガーを引くと最初の5ミリがややトリガーが重い1段目になります。
この最初の段階のトリガーが重い理由は、トリガーに連動したトリガーバーが、
図:1Cのファイアリングピン後端の突起を後方に押してファイアリングピンをコッキングするためです。
その状態が図:2になります。
画像:2の状態から更にトリガーを引くと撃発の第2段階に移ります。
この時点でファイアリングピンスプリングは圧縮され切っていますので、ここからのトリガープルは羽のように軽くなっています。
画像:2の状態から僅か2.5ミリ引くだけで、トリガーバーとファイアリングピン後端の突起との連結は解かれ、
解放されたファイアリングピンスプリングは前進してカートリッジのプライマーを叩き撃発させます。(画像:3)
グロック17撃発の瞬間(画像:4)
この一連の流れを動画で見るとこのようになります。
グロック17の「セーフアクション」とは?
グロック17は変則的なダブルアクションであると来歴の中で述べました。
それは先ほどご説明したように最初の5ミリでファイアリングピンをコッキングし、残りの2.5ミリでファイアリングピンをリリースするからです。
グロックが「セイフアクション」と呼ぶのは、トリガーを引いてファイアリングピンがコッキングされまでの5ミリのトリガートラベル量が、暴発を未然に防ぐ機構だとしているのです。
グロック17のセフティーメカニズム
グロック17にはマニュアルセフティーがありません。
その代わりにスライド内部にトリガーを引ききった時以外はファイリングピンを常にロックする「オートマチックファイアリングピンブロック」が設けられています。
「オートマチックファイアリングピンブロック」のパーツ構成は画像1の通りです。
A:ファイアリングピン
B:ファイアリングピンブロック
C:ファイリングピンブロックスプリング
D:トリガーバー
E:トリガー
1、この状態でファイアリングピンはファイリングピンスプリングで前進するようにテンションがかかっていますが、ファイアリングピンブロックが常にファイアリングピンの前進を阻んでいます。
2、ファイアリングピンブロックはファイアリングピンブロックスプリングで常に下降するようにテンションがかけられています。
画像2はトリガーを引いてファイアリングピンがコッキングされる時のA、B、C、D、E、の各パーツの動きです。
3,トリガーと引くと連動してしてトリガーバーが後退します。この時にトリガーバーの突起の傾斜に沿ってファイリングピンブロックが上に上昇します。
4,同時にファイアリングピンスプリングが圧縮されファイアリングピンを前進させる力が最大になります。
5,この状態でファイアリングピンブロックは上にせり上げられ、ファイアリングピンの前進を阻むものは何もありません。
6,トリガーを引ききるとコッキングされたファイリングピンが前進してプライマーを撃発させる。
7,この時にはファイアリングピンブロックは上にせり上げられているので、ファイアリングピンは完全にフリーな状態である。
8,撃発して排莢後に次弾を装填したら画像1の状態に戻り、以後それが繰り返される
以上がグロック17のセフティーメカニズムです。
この一連の流れを動画にすると下の画像のような動きになります。
グロック17のロッキングメカニズム
グロック17の作動方式はブローニングハイパワーの流れをくむティルト・バレル・ロッキングシステムです。
これは発射前の状態です。グロック17のバレル後端のチャンバー部は四角形のブロック状になっています。
このチャンバーの先端上面部がスライドのエジェクションポート前端と嚙み合ってロッキング状態になっています。
トリガーを引くとファイアリングピンが前進してプライマーを叩きブレットを発射します。
と同時に発射ガスのガス圧で、チャンバー内のケースがスライド内のブリーチブロックを後退させます。
しかし、チャンバーブロックとスライドのエジェクションポートがロックされているため、スライドとバレルが一体になって後退します。
そしてブレットがバレルから飛び出しバレル内のガス圧が安全なレベルまで下がったタイミングで、
バレル下のカムに導かれてバレルが下降(ティルトダウン)して、チャンバーとバレルのロックが解けます。
ブレット発射後、バレル内のガス圧は安全域まで下がり、残りの発射ガス圧のパワーでスライドを後退させて空ケースを排出します。
その後リコイルスプリングでスライドが戻ると同時にマガジン上段の次弾をバレルに装填します。
これがグロック17のロッキングメカニズムと発射サイクルです。
この一連の流れを動画にすると下の画像になります。
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