東京マルイのスタンダード電動ガンAK47が発売されてのは1994年のことです。
しかし、同時期のM16A1やMP5などがバリエーション展開でモデル数を増やしていくのに対して、
AK47はホールディングストックバージョンのAK47Sの2機種のみで、ほとんど放置子のような扱いだったと言えば言いすぎでしょうか。
そのAKシリーズに転機が訪れるのは、2007年の次世代電動ガン第一号機であるAK74MNになってからです。
しかし、AK74MNはシュート&リコイルという新機能は搭載されたものの、オートストップやボルトリリースなどのリアルな操作感を楽しめる機能は未搭載でした。
しかし、2017年に発表された次世代AK47Ⅲは、次世代AK74シリーズにはなかった新機能を搭載した新生AK系次世代電動ガンとして登場したのです。
今回は生まれ変わった次世代AK47のご紹介を致します。
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東京マルイ次世代電動ガンAK47の3つの新機能
東京マルイの次世代電動ガンAK47Ⅲには、初期の次世代電動ガンであるAK74シリーズには未搭載だった3つの新機能が搭載されています。そこで、次世代AK47Ⅲに搭載された新機能をご説明します。
次世代AK47Ⅲの新機能:1,オートストップ機能
東京マルイの次世代AK47Ⅲに搭載された新機能の一つ目が「オートストップ機能」です。
この全弾発射後に作動がストップするオートストップ機能は、次世代電動ガンでは2号機のM4A1 SOPMODで初めて搭載されたもので、
初号機のAK74MNには搭載されておらず、以後、東京マルイの次世代AKシリーズでは未搭載のままでした。
リアルな操作性をAKに求めるファンは、長い間次世代AKシリーズにオートストップの搭載を望んでいましたが、今回の次世代AK47Ⅲでようやく願いがかなったのです。
次世代AK47Ⅲの新機能:2、ボルトリリース
東京マルイのM4にはオートストップ機能とコンビで、再発射のためには実銃と同様にマガジン交換後にボルトリリースレバーを押すアクションを楽しめる「ボルトリリース機能」が付いています。
しかし、このリアルな操作感を楽しめるボルトリリース機能は、次世代AK74シリーズでは楽しめなかったのですが、今回の次世代AK47Ⅲで初めて搭載されました。
前述のオートストップ+ボルトリリース機能の搭載で、次世代AK47シリーズは初めてM4A1と同じくリアル派のサバゲーマーが満足できる仕様になりました。
次世代AK47Ⅲの新機能:3,リアル装弾プレー対応マガジン
東京マルイは次世代電動ガンでリアルな操作感を楽しめるように、AK47Ⅲにもオートストップとボルトリリース機能を搭載したのは前述の通りです。
しかし、よりリアルな操作感を求めるコアなユーザーは、実銃と同じ装弾数でのプレーを楽しむようになります。
このコアなリアリストの要望を満たすべく東京マルイは次世代AK47Ⅲのマガジンに切り替えスイッチを付けて、
電動ガン本来の装弾数である90発から実銃と同じ装弾数30発にワンタッチで切り替えられるようにしています。
なお、ここまでご紹介した「オートストップ」「ボルトリリース機能による再可動」はスプリングマガジンのみの対応で多弾数マガジンでは作動しません。
東京マルイ次世代電動ガンAK47の特徴
東京マルイは次世代電動ガンAK47Ⅲは新機能と共に次世代電動ガンらしい特徴があります。これらの特徴をご案内します。
次世代AK47Ⅲの特徴1,ダイキャスト製高剛性ボディー
東京マルイは次世代電動ガンAK47Ⅲの一つ目の特徴は、アルミダイキャスト製の金属レシーバーです。
プラスチック製フレームであったスタンダード電動ガン版AK47もスタンダード電動ガンの中では剛性の高いモデルですが、金属フレーム採用の次世代電動ガンAK47Ⅲでは、より剛性の高い製品に仕上がっています。
エアガンにとって剛性が高いというのは、頑丈であること以外にも様々なメリットがあります。
特に高剛性ボディーの良い影響を受けるのが、命中精度の向上です。
命中精度だけを見るなら、次世代電動ガンの高剛性フレームの集弾性は、スタンダード電動ガンをはるかに凌ぎます。
次世代電動ガンAK47Ⅲの特徴2,実銃を思わせるリアルな質感
東京マルイは次世代電動ガンAK47Ⅲの2つ目の特徴は、金属製フレーム採用による質感の向上です。
アルミダイキャスト製フレームにデフリックコート(固体潤滑処理)という表面処理を施すことで、さながら実銃を感じさせる質感に仕上がっています。
また、AK47Ⅲと言えば鋼鉄と木製ストックの組み合わせが、現在のライフルにはない味わいを感じさせるので人気が高いのですが、
次世代電動ガンAK47Ⅲは、樹脂製ストックに木目調プリントを張り付けているので、実銃のAK47Ⅲの雰囲気を良く再現しています。
次世代電動ガンAK47Ⅲの特徴3,実銃同様の操作感
東京マルイは次世代電動ガンAK47Ⅲの3つ目の特徴が、実銃同様のリアルな操作感を楽しめることです。
これは今までも述べたオーツストップ、ボルトリリース、リアル装弾対応マガジンに加えて、発射の度に内部ユニットの連動したリコイルユニットで肩にリコイルを感じることでより一層高まります。
いわゆる次世代電動ガンの売りである「シュート&リコイル」です。
これらの4つの機能で次世代AK47Ⅲは次世代M4A1と同等のリアルな操作性を実現しました。
次世代AK47Ⅲの特徴4,ニッケル水素ミニSバッテリー対応
東京マルイの次世代電動ガンAK47Ⅲの特徴の4つ目が、ニッケル水素バッテリー仕様になったことです。
スタンダード電動ガン版AK47が発売された頃は、ニッカドのラージバッテリーをストック内に納めての駆動がデフォでしたが、
時代の流れと共に使用バッテリーはニッカドからニッケル水素、そして現在ではニッケル水素からリポバッテリーへと移りつつあります。
次世代AK47Ⅲはニッケル水素ミニSバッテリーをフォアグリップ内に納めるようになっています。
また、ミニSバッテリーと同じサイズならリポバッテリーの使用も可能です。
東京マルイ次世代AK47Ⅲの実射性能と狙いやすさ
東京マルイの次世代AK47Ⅲの初速は92m/s~94m/sというかなり高い初速になっています。
では狙いやすさはどうでしょう。
次世代電動ガンは発射の度に疑似リコイルによって銃口がブレるためマズルリカバリーが乱れやすくなります。
特にフルオート時にはこの傾向が顕著です。
ただ、次世代AK47ⅢはM4系次世代のように光学照準器を搭載できるレール装備が見込めず、デフォのままではオープンサイトのみの射撃になります。
次世代AK47Ⅲは疑似リコイルによる銃本体のブレと、ドットサイトなしの照準で狙いにくいと感じるかもしれません。
そのため次世代AK47Ⅲのオープンサイトの狙い方に慣れるまで、人間大のターゲットに当たればOK!ぐらいのつもりで使いましょう。
実銃のAK47について
今回の次世代電動ガンAK47にはTYPE-3というタイプ名がついています。
これは同じAK47という名前のアサルトライフルでも、生産工程によって3つのタイプに分かれるからです。
そもそもAK47の設計者のミハイル・カラシニコフがAK47の開発時に参考にしたのが、アサルトライフルの元祖と言われるドイツのMkb42(Stg44)の思想と、生産コストを押さえやすいプレス工法を多用した生産方式でした。
しかし、実際に生産が始まると、当時のソ連の生産技術ではシートプレスの技術が未熟で、カラシニコフの設計どおりに製造ができなかったのです。
これがAK47のTYPE-1です。
そこでAK47の量産には従来の生産方法である切削工程に切り替えます。
切削工法とはフレームの形をした鋼鉄の塊を旋盤で削って作り上げる製造法です。
ちなみにAK47のフレームを1つ作るのに4キロの鋼鉄素材が必要だったと言われています。
この切削加工をした後に各部に溶接を施して作り上げたAK47がTYPE-2です。
そして、ソ連の生産技術が向上して、AK47の設計通りにシートメタルのプレス工法で生産できるようになります。
こうして生産性が上がり大量生産向きになったのが今回次世代AK47のモデルになったTYPE-3です。
東京マルイはこのAK47Ⅲのプレス生産の質感を、アルミダイキャストフレームとデフリックコート(固体潤滑処理)仕上げで再現しています。
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