M4A1SOCOMカービンは2009年9月に発売された東京マルイの次世代電動ガンです。
次世代M4A1カービンシリーズとしてはM4A1SOPMODに続き2作目となります。
この2作以外にも東京マルイは次世代電動ガンM4A1をベースに、HK416シリーズ、米海軍採用モデルのマーク18mod1,URG-Iシリーズなどの多くのバリエーション展開をしています。
今回はこの次世代M4A1カービンシリーズの中で、最も初心者向けと筆者が思うSOCOMカービンのご紹介をします。
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実銃のM4A1カービンについて
M4カービンはM16A2の後継機種としてアメリカ陸軍に採用されたカービンです。
カービンとは元は乗馬して敵を攻める「騎兵隊」用の銃を指す言葉です。
カービンの特徴は馬上でも振り回しやすいように通常の小銃よりもサイズが短くなっています。
現在では騎兵隊という部隊は無くなりましが、通常のライフルよりも短い銃を意味する言葉として「カービン」という用語は残っています。
M4カービンはその名が示すようにM16シリーズよりも短い14.5インチが標準サイズになっています。
さてM16A2からM4カービンに更新された理由ですが、任務に応じてアクセサリーを取り付ける自由度が高くなる拡張性がライフルに必要になったからです。
そのアイコンとなるのが、アッパーフレーム上のピカティニー規格のフラットトップレールです。
そしてM4カービンの改修型がM4A1カービンになります。
東京マルイ次世代M4シリーズの共通の特徴
冒頭でお示ししたように東京マルイは次世代M4A1カービンをベースに多くのバリエーション展開をしています。
それらのモデルには他のモデルとの差別化をはかるために独自の特徴を持たせていますが、ベースが次世代M4A1カービンなので共通した特徴や機能があります。
それらの共通の特徴をまずはご案内します。
次世代M4シリーズ共通の特徴:1、シュート&リコイル機構
東京マルイの次世代電動ガンM4A1シリーズの共通の特注の1番目は「シュート&リコイル」機構です。
次世代電動ガンM4A1シリーズのメカボックスは全て共通で、ストックチューブ内に約300gのリコイルウェイトをピストンの前後運動と連動させることで方に衝撃を伝え「疑似リコイル」を発生させています。
この疑似リコイルの衝撃は、初めて次世代電動ガンを撃つ人には結構強烈に感じ、新鮮な体験と思えるでしょう。
次世代M4シリーズ共通の特徴:2、オートストップ機能
次世代電動ガンM4A1シリーズの共通の特徴の2番目は「オートストップ機能J」です。
「オートストップ機能」とはマガジンのBB弾を撃ち尽くすと作動が自動で停止し、再発射にはマガジンをチェンジしてボルトリリースレバーを押すという実銃同様の操作が楽しめる機能です。
サバゲーやエアガンに詳しくない人は、なんでわざわざこんなスタンダード電動ガンにはなかったメンドクサイ機能を搭載したのか?と不思議に思われるでしょうが、
サバゲーマーにとってはこのメンドクサイ機能が、実銃のリアルさ再現している!という付加価値として楽しんでもらえるからです。
言わばリアル派サバゲーマーがより楽しむための機能と言ってもいいでしょう。
次世代M4シリーズ共通の特徴:3、アルミダイキャスト製上下レシーバー
次世代電動ガンM4A1シリーズの共通の特徴の3番目は「アルミダイキャスト製上下レシーバー」です。
このメタル製上下レシーバーのメリットの第一はボディー剛性の向上です。
これにより電動ガンの耐久性が大幅に向上しています。
そしてメリットの第二が「命中精度の向上」です。
レシーバーの剛性が高ければアウターバレルのたわみが発生しにくくなり、着弾点が散らばりにくくなるのです。
この剛性アップ=集弾性向上が認知されたのが、メカボックスとアウターバレルの殆どの部分が硬いストックで包まれたスタンダード電動ガンM14の登場からです。
M14の次のモデルである89式小銃はスタンダード電動ガンで初めてメタルフレームを採用しました。
実は早くからメタルフレームを採用していた海外製電動ガンに比べ、東京マルはメタルフレームの採用には長い間消極的でした。
しかし、メタルフレーム採用の海外製電動ガンの人気がではじめたことと、これまでのスタンダード電動ガンとの差別化をはかるために、
東京マルイは次世代電動ガン共通の特徴として、「アルミダイキャスト製上下レシーバー」を採用したのです。
次世代電動ガンM4A1SOCOMカービンの外観上の特徴
先ほどは次世代電動ガンM4A1シリーズの3つの共通の特徴をお示ししましたが、ここでは次世代電動ガンM4A1SOCOMカービン特有の特徴をご案内します。
東京マルイ次世代電動ガンM4A1SOCOMカービンの特徴:1,着脱式キャリングハンドル
東京マルイ次世代電動ガンM4A1SOCOMカービンの特徴に一つが、着脱式のキャリングハンドルが付いていることです。
このキャリングハンドルには切り替え式ピープタイプのリアサイトが付いています。
また、このキャリングハンドルを外すとアッパーレシバートップがピカティニー規格のフルフラットレールになっています。
このフラットトップレールはピカティニー対応のアクセサリーを搭載できるので、M16A2などと比べても拡張性が段違いに向上します。
東京マルイ次世代電動ガンM4A1SOCOMカービンの特徴:2,丸形ハンドガード
東京マルイ次世代電動ガンM4A1SOCOMカービンの2つ目の特徴が、円筒型のハンドガードです。
最近のM4A1用のハンドガードはRISやRAS、あるいはM-LOKやガイズリーのSMRタイプなどのレールハンドガードが主流になっているため、
このM4A1SOCOMカービンのハンドガードはトレンドに乗り遅れた感が否めません。
しかし、この円筒型のハンドガードにはバッテリーの選択肢が増えるというメリットがあるのです。
他の次世代M4A1カービンは専用バッテリー以外の選択肢はないのですが、M4A1SOCOMカービンは8.4VミニSバッテリーをハンドガード内に入れる仕様になっています。
そのため、ハンドガード内のスペースに入るサイズのバッテリーという前提ながら、バッテリーの選択肢が他の次世代M4A1カービンよりも多くなります。
東京マルイ次世代電動ガンM4A1SOCOMカービンの特徴:3,エンハンスド6ポジションストック
先ほどM4A1SOCOMカービン以外は専用バッテリーだと述べましたが、この専用バッテリーはストックに入れるようになっています。
そのためM4A1SOCOMカービン以外の次世代M4はストックの交換ができません。
しかし、次世代M4A1SOCOMカービンのストックはスタンダード電動ガンと同じ6ポジションタイプのエンハンスドストックなので、マグプルなどのストックとの交換も楽しめます。
このストックのカスタム性の高さも次世代M4A1SOCOMカービンの特徴です。
次世代M4A1SOCOMカービンの特性
次世代M4A1SOCOMカービンの特性は4つ挙げられます。
まずカスタム性の高さです。
先ほども述べたようにストックは自分の好みのカスタムストックに交換可能です。
次にハンドガードも実物用も含めたいろいろなタイプのレイルハンドガードに交換が可能です。
ただ、ハンドガードを純正からカスタムパーツに変えた場合は、バッテリーは外付けになります。
そして3つ目の特性が、これらのカスタム性の高さを活かした拡張性の高さです。
RASやRISといった4面レールハンドガードや、8面のM-LOKハンドガードに好感すれば、M4A1SOPMODよりも拡張性の高いM4A1カービンに仕上がるでしょう。
そして4つ目の特性が次世代M4シリーズで屈指のコストパフォーマンスの高さです。
現在、最新の次世代M4カービンタイプの電動ガンの価格は7万円弱という決して安いとは言い難い価格です。
それに比べて2009年発売の次世代M4A1SOCOMカービンは5万円を切る価格設定です。
ネット通販などを利用すると4万円弱という実売価格で購入できます。
この価格設定の安さが次世代M4シリーズで屈指のコストパフォーマンスだと言えます。
東京マルイ次世代M4A1SOCOMカービンの実射感
東京マルイ次世代M4A1SOCOMカービンを実射して一番最初に持つ印象が、持ちやすい重量配分です。
他の次世代M4シリーズではストックにバッテリーを入れる仕様上、重量配分がストックヘビーに感じます。
しかし次世代M4A1SOCOMカービンではハンドガード内にバッテリーを収納するためバッテリーの重さがマズル側に移るため、SOPMODよりも持ちやすく感じます。
その他の操作性や連射性、命中精度の高さは他の次世代M4と同じく高いレベルで釣り合っています。
ただ、連射時には疑似リコイルでマズルがブレるため、スタンダード電動ガンよりも着弾点が散り気味になります。
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