VSR-ONEってこれまでのVSR-10シリーズとはちょっと違うね
そうなんだ、VSR-ONEはこれまでのVSR-10シリーズとは違ったコンセプトで作られているんだよね
東京マルイのVSR-ONEは2022年4月に発売された東京マルイのエアコッキングライフルVSR-10のバリエーションモデルです。
VSR-ONEのコンセプトは言わば「CQBフィールド」対応のスナイパーライフルをユーザーに提供するというものです。
昨今のサバゲーのインドアやCQBフィールドでは、ストックとアウターバレルをカットし連射性を高めたショートカスタムVSR-10を持ち込んで楽しむユーザーが増えています。
昔は郊外のオープンフィールドが主流だった
現在は都市部のインドアやCQBフィールドが増え、サバゲーフィールドの多様性が見られる
今までこのスタイルの戦い方に適したエアコッキングと言えば「ショットガンの皮を被ったスナイパーライフル」と呼ばれたマルゼンのCA870の独壇場だったのですが、
そのCA870が一人勝ちであったマーケットに「対CA870兵器」として東京マルイが送り込んだのが、モダナイズドスナイパーVSR-ONEです。
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モダナイズドスナイパーVSR-ONEの特徴とは
東京マルイのモダナイズドスナイパーVSR-ONEにはどんな特徴があるの?
いろいろな特徴があるけど大きなのはコンセプトの違いかな?
東京マルイのモダナイズドスナイパーVSR-ONEには、これまでの東京マルイのスナイパーライフルの概念にはなかった「取り回しの良さと拡張性を向上を目指した」モダナイズドスナイパーという特徴を持たせています。
そのためこれまでの東京マルイのVSR-10にはなかった機動性と高い拡張性が見られます。
モダナイズドスナイパーVSR-ONEの特徴1、今風はデザインとスタイリッシュな外観
VSR-ONEの一番の特徴は「今風のモダナイズドされた外観」にあります。
まずVSR-10シリーズは発売から現在まで既に20年の時が経ち、その間にサバゲーマーが遊ぶためのエアガンのデザインやフィールドなどの環境にも大きな変化が起きています。
今度のVSR-ONEは随分スッキリに見えるわね
スッキリ見える理由はM-LOKレールシステムのスマートさにあるのだよ
まずサバゲーのエアガンに関する変化で著しいのがアクセサリーの搭載の選択肢を増やす「拡張性」という概念です。
言わばピカティニー規格に沿ったレールシステムの採用ですね。
このレールシステムもピカティニーレールからKey-MODやL-VOAと言った新たな規格が誕生していますが、最近ではMAGPULの提唱するM-LOKが主流になっています。
・共通規格のマウントで状況に合わせていろいろなアイテムの載せるシステムのこと
・代表的なのが「1913ピカティニーレール」システム。
・現在主流なのは好きな場所だけにレールを付けられる「M-LOKレールシステム」
・M-LOKレールシステムの特徴は握りやすくて軽量化が望めることです
東京マルイのVSR-ONEでも最近主流になっているM-LOKレールシステムを採用し、拡張性に優れたモダナイズドスナイパーへと変貌しています。
またレシーバートップには堅牢なピカティニーレールが搭載され用途に合わせた光学照準器を搭載できます。
モダナイズドスナイパーVSR-ONEの特徴2、高い機動性
最近のスナイパーは奥に陣取っていては仕事にならないみたいだよ
最近はスナイパーも忙しいのね
東京マルイのVSR-ONEの2つ目の特徴が機動力の高さです。
これは最近のサバゲーフィールドの変化が大きく関わっています。
最近のサバゲーフィードル、特に都市型のフィールドでは交戦距離の短いインドアやCQBといったスタイルのフィールドがメインのなりつつあります。
・射程が短い
・射線がとりにくい
・フィールドによってはバックに回られやすい
・長いライフルでは取り回しが悪い
・射撃モードはセミオートオンリー
・ディフェンススナイパーでは戦いにくい
さらにそういったフィールドでは、撃ち合う距離が近いためフルオート禁止のセミオートオンリーの戦い方になっているところが多いのです。
そういったフィールドでのスナイパーライフルに求められるのは取り回しの良さと機動力の高さです。
現在の電動ガンカスタムで電子トリガー+プリコップ搭載のカスタムが多いのは、セミオートでもフルオート並みの速射性で戦うためです。
VSR-ONEでも都市型サバゲーフィールドに対応できるように機動性の高いアクティブスナイパー仕様になっています。
その現れがVSR-10シリーズ中で最短だったGスペックよりも更に336ミリもコンパクト化できるフォールディングストックの採用です。
このフォールディングストックによる短縮化とM4タイプのピストルグリップにより、これまでのスナイパーライフルでは考えられなかった機動性を確保しています。
モダナイズドスナイパーVSR-ONEの特徴3,環境に応じたカスタマイズ性
モダナイズドスナイパーVSR-ONEはVSR-10のカスタムパーツが使えるよ
VSR-10のパーツが使えればカスタムにも幅が広がるわね
エアガンカスタムは外装系カスタムと内部カスタムの2通りがありますが、VSR-ONEではどちらのカスタムを施すにも豊富なカスタムパーツが揃っています。
そのほとんどがVSR-10対応のカスタムパーツからの流用になるでしょう。
・スコープよりも瞬時に狙いやすいドットサイト
・飛距離よりも集弾性
・狭くても取り回しやすいショート化
・スムーズで軽いボルト操作
またハンドガード下面のM-LOKスロットルを利用してバイポッドばかりでなくパーティカルフォアグリップを取り付ければより取り回し良くなり、速いボルト操作の助けになるでしょう。
外装系なら基本的なスコープ搭載は勿論ですが、近距離での撃ち合いならスコープよりもオープンタイプのドットサイトの方がよりCQBフィールドらしい戦い方に向いているでしょう。
内部カスタム対応のパーツでおすすめなのが、チャンバー&インナーバレル系ですね。これらのパーツを交換することで集弾性や銃口初速の底上げが期待できます。
モダナイズドスナイパーVSR-ONEとVSR-10シリーズとの違い
VSR-10とVSR-ONEの一番の違いは?
VSR-ONEではVSR-10シリーズにはなかった加速シリンダーを採用しているだよ
モダナイズドスナイパーVSR-ONEとVSR-10Gスペックの違いはこれまで書いたVSR-ONEの特徴をご覧いただければご理解いただけると思いますが、外見上では分からない違いが一つだけあります。
それはVSR-ONEには「加速シリンダー」が採用されていることです。
この加速シリンダーには吐出されるエアスピードを上げると共にシリンダー内を前後動するピストンの動きがスムーズでありということでもあります。
このVSR-ONEにエアシリンダーが採用されたのは、他のVSR-10シリーズよりも短いインナーバレルながらも十分な初速を得るためと、スムーズな動きのピストンによるボルト操作の向上を目指したものだと思います。
モダナイズドスナイパーVSR-ONEの実射性能は?
VSR-ONEの初速は81m/s前後だけどスナイパーライフルとしては少し低いんじゃない
モダナイズドスナイパーVSR-ONEは初速をワザと押さえているみたいなんだ。それには東京マルイならではの理由があるみたい
東京マルイのモダナイズドスナイパーVSR-ONEの初速は0.2gBB弾使用時で81m/s前後というデータが出ています。
ただ、この数値はホップが全くかかっていないノンホップでの初速です。
通常の東京マルイのエアガンではどんなジャンルのモデルであってもこのホップ無しの状態の初速が一番高いと言われています。
しかし、モダナイズドスナイパーVSR-ONEではこの東京マルイのエアガンの常識とは違ったモデルに仕上がっています。
・最近のインドア・CQBフィールドでは0.2gBB弾計測で初速90m/s以内というところが出てきている
・特に都心部のフィールドでこの傾向が強い
・東京マルイはこの傾向に合わせて意図的にVSR-ONEの初速を押さえているフシが感じられる
モダナイズドスナイパーVSR-ONEの場合ではホップ全切りで81m/s前後ですが、ホップレバーを1/4ぐらいの所に持って行くと82m/s前後と少し上がり、ホップの位置を真ん中まで持ってくると84m/sまで上がります。
VSR-ONEはホップをかけた方が初速が上がるのは何でかな?
これは推測だが、加速シリンダーによってチャンバー内でプチ流速が起きているのでは?と考えられるのよね
これは加速シリンダーにより上がるエア圧によって、チャンバー内でプチ流速のような状態になっているのは?と推測されるのです。
・ホップパッキンで押さえられたBB弾に後方から高速のエアーを吹き付けるとホップに押さえられたBB弾は前に進めずに後ろにエア圧溜まりができる
・その状態でBB弾が発射されるとエア圧溜まりに溜ったエアーでBB弾が急激に加速され激しいホップ回転がかかる
・このため、流速チューンを施したエアガンはホップをかけるほど初速が上がるという現象が起きる
・モダナイズドスナイパーVSR-ONEも加速シリンダーによってこの流速チューンに似た現象がおきているのでは・・
この性質を知らずにモダナイズドスナイパーVSR-ONEのピストンスプリングを交換すると、自分の設定した初速よりも実測値がオーバーする場合があるかもしれません。
モダナイズドスナイパーVSR-ONEの評価
これまでのサバゲーでのスナイパーライフルの運用方法と言えばスナイピングポイントにポジションを確保し、現れた敵を音を立てずに静かに狩るという戦い方でした。
これは主に広いオープンフィールドでの戦い方に適した戦法です。
VSR-10シリーズが登場した20年前ではこの戦い方がスナイパーライフルの主流であり、みんなが憧れた「ワンショット・ワンキル」という戦い方だったのです。
昔は来る敵を狩るスタイルが主流だったのね
今は自分から狩りに行くアクティブなスタイルが増えたからね
しかし、時は流れフィールドの環境やサバゲーの価値感も多様性を持ち始めました。
その現れがボルトアクションのストックとアウターバレルをカットし、静粛性や隠密性よりも取り回しのやりやすさと戦況に応じて動き回れる機動性を求めるユーザーが増えたことです。
これまでこのジャンルではマルゼンのCA870が最有力候補だったのですが、東京マルイのモダナイズドスナイパーVSR-ONEの登場は市場に製品の安定供給と、ユーザーに選ぶ楽しさを与えたモデルだと評価できるでしょう。
・今の時流に合わせたスナイパーライフルの提案をした
・アクティブスナイパーの選択肢を増やした
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